ホロコースト記念館へようこそ!

この記念館は、ホロコーストの犠牲となった150万の子どもたちの姿を通して、日本の子どもたちにホロコーストを伝え、ほんとうの平和について学ぶための施設です。
2007年9月にオープンしたホロコースト記念館の新館を案内いたします。

エントランス

皆さまをお迎えする開放的な空間です。受付、書籍販売、そしてライブラリーへとつながっています。

ライブラリー

日本語、外国語で書かれたホロコーストに関する書籍や、ビデオ、DVDなどが閲覧できます。パソコンでの図書検索もできます。

1階展示品

綜合案内前には、ユダヤ人が目印として付けさせられた黄色のダビデの星などの貴重な品が展示されています。

こどもの部屋

絵本など、こどものための書籍が置いてあり、こどもたちが自由にホロコーストについて学び、平和のために活動できる部屋です。

ホール・ギャラリー

ホールでは、スタッフからホロコーストに関する話しを聞き、記念館に関する映像を見ることができます。正面にはアンネのバラをみることができます。

村田茂樹さんの絵

ホール・ギャラリーには京都出身の日本画家、村田茂樹さんの絵が展示されています。

アンネのバラ園

玄関を入って真っ直ぐ進むと、アンネのバラ園があります。季節には美しいバラが咲き薫り、アンネの銅像が訪れる人を迎えてくれます。

蝶のステンドグラス

庭に出る扉の上に目を向けるとステンドグラスでできた蝶が大空を羽ばたいています。

わすれないで

2階が展示フロアです。階段を上ったところの白い壁にヘブライ語で「わすれないで」と書かれています。

メイン展示

ホロコースト記念館が建てられたきっかけ、ホロコーストの歴史全体について展示されています。当時の貴重な遺品も展示されています。

ゲットーの壁の再現

ナチスがつくったゲットーは、ユダヤ人を強制収容所に送るまでの一時的な居住区で、そこは高い壁で囲まれていました。

エルサレムストーンの壁

2階の廊下の壁はエルサレムストーンでできています。中央にはユダヤ教のシンボルであるメノラ(7枝の燭台)が掲げられています。

強制収容所

強制収容所に関する展示。収容所の入口には「ARBEIT MACHT FREI (働けば自由になる)」と偽りの看板が掲げられていました。

ビルケナウのジオラマ

アウシュビッツは最大規模の強制収容所で、ポーランドのクラクフ近郊にありました。ビルケナウはアウシュビッツに3つあった収容所の第2収容所と呼ばれていた施設です。

記念室

150万人の犠牲となった子どもたちを象徴する「子どもの靴」、天に向かっているステンドグラスを見ながら、犠牲となった子どもたちのことを思い出してください。

ちいさなくつ

記念室にはマイグネク収容所に残されていた15㎝のこどものくつが置かれています。

記念室の壁

記念室のうしろの壁には、ナチスによって消滅させられたリトアニアのエイシスキという小さな村で犠牲になったユダヤ人の写真が並べられています。

アンネの展示室入口

アンネの展示室の入口には父オットー・フランク氏の写真。

アンネの部屋

オランダのアムステルダムにあるアンネが隠れていた部屋が再現されています。

アンネ・フランクの展示室

アンネ・フランクの生涯とアンネの父オットー氏に関する展示。オットー氏が使っていたタイプライターも展示されています。

アンネの日記のレプリカ

アンネ・フランクハウス制作提供の極めて精巧なレプリカです。1942年9月21日のページが開かれています。

特別展示室

テレジンの子どもたちの展示。「蝶」の詩は、テレジン収容所にいた少年が書いたものです。

150万の命のビーズ

全国から送られて来たビーズ、150万個を使って作ったオブジェ。子どもたちの持って個性と輝き。世界が失ったものの大きさを感じてください。

蝶の詩とステンドグラス

2階からはガラス越しに蝶の詩を読みながらステンドグラを見ることができます。




ホロコースト記念館へようこそ!

こホロコースト記念館で展示している遺品を、分かりやすく動画でご紹介します。
遺品を紡ぐ①~星の子~


開館日 毎週 火、水、木、金、土 10:30~16:30 入場無料
休館日 日、月、祝日、8/13~16、12/27~1/5
団体は予約が要ります。